2015年11月11日水曜日

2分の習慣が行動を変える


ヨルダンに来て10ヶ月、協力隊後に海外で仕事をすることを視野に入れて最近英語学習を始めました。その一環でたまに TED Talks を視聴するのですが、たまたま見かけたプレゼンテーションが個人的にとても印象に残ったので紹介します。テーマは・・・

Your Body Language Shapes Who You Are | Amy Cuddy
(ボディーランゲージがあなたを形作る。)

協力隊として異なる言葉や文化の中で生活する中で、コミュニケーション手法としてのボディーランゲージの重要性を日々実感するのですが、それがどの様に自己形成に関わるのでしょうか。ここでは、誰もが認識しているであろう心が体に与える影響、その反対の態度や姿勢が精神やそれに伴う行動に与える影響について社会心理学者の実体験や実験に基づいて述べられています。



そして結論として言えることは、
できるフリをし続けることで、その内にできるようになる。
できる自信がないことをできるフリをして実践することは一見自分自身を偽っているように感じてしまうと思います。しかしながら、そのように堂々と振舞うことで支配性ホルモンであるテストステロンが上昇し、ストレス性ホルモンであるコルチゾールが低下します。つまりはポジティブな精神状態になり、ストレス耐性がつくことで実際にできるようになるということです。

その為の小さなステップとして、
何かストレスを感じることに挑む時、その前に2分間だけ力強いポーズをとる。
ただこれだけのことを毎回行うこと、小さなことを習慣化し継続することが最終的に大きな変化をもたらします。そして、 Fake it 'till you become it. フリが本当に自分のものになるまで続けることが重要です。

これは自分にとっては大きな気づきです。ただの精神論ではなく研究によって根拠が裏打ちされていて説得力があります。誰しも様々な場面でストレスを感じ自信を喪失したり、精神的に萎縮してしまったりすることがあると思います。その為、この小さなステップはそういった状況を改善するために役立つと思います。



最後に
Our bodies change our minds
...and our minds change our behavior
...and our behavior changes our outcomes.

体が心に影響を及ぼし
・・・心が行動に影響を及ぼし
・・・行動が結果に影響を及ぼす。