2017年6月30日金曜日

ADMU − 6月

6月に入り、新しく上級英語クラスのメンバー13名(日本:6、フィリピン:4名、カンボジア:1名、スリランカ:1名、ミャンマー:1名)が加わり、Asian Peacebuilders Scholarship(APS)プログラムも総勢30名になりました。全体の国籍の内訳は日本人:13名(過去最多)、フィリピン:4名、インドネシア:2名、カンボジア:2名、スリランカ:2名、タイ:2名、ベトナム:2名、ミャンマー:2名、ラオス:1名です。そしてとうとう Atenio de Manila University(AdMU)の政治学のマスタークラスがスタートしました。6月は国際関係学で、7月からは比較政治学です。

まず授業のクラス編制について。中級メンバーと上級メンバー混合で15名ずつの2クラスに分けられ、午前の部(9〜12時)か夜間の部(17〜20時)で授業が進行(教授は同じ)。そして午後の時間帯(13〜16時)で従来のスピーキングとライティングの授業が入る形で毎日トータル6時間の授業があり、それ以外の時間は課題に追われると言った感じでした。風の噂で聞いていた通りかなり厳しく、案の定睡眠時間を削らざる負えませんでした。

次に授業内容について。6月8日から23日の2〜3週間の短期間で国際関係学のクラスを受けつつ、論文やプレゼン課題をこなすというまさに詰め込み教育で、授業スタイルは主にディスカッション方式。教授の講義に加え、毎日クラスメイトの誰かが事前に割り当てられた国際関係学に関する論文内容についてプレゼンし、それに対してクラス全体でフィードバックをするといったものでした。日本とは全く違う授業スタイルやスピード感ですが、英語力があって背景知識を持ち合わせているクラスメイトは授業も課題もうまくこなしていてさすがでした。

一方、自分の場合は英語力と国際関係学の背景知識不足でことさらにきつかったです。授業中に先生やクラスメイトが話している内容が全く言っていい程理解できず、課題論文をいくら読んでも頭に入らず。結局、さんざん時間をかけたあげく意味の分からない論文を書きプレゼンをするあり様。授業内容を理解できないまま授業がどんどん進んでいき、課題に追われて分からないままのことが山積みになって、さらに理解できない状況に陥るという悪循環。まさにマスタークラスの洗礼を受けた一ヶ月でした。

国際関係学は6月で終わり、7月からは比較政治学の授業に切り替わります。このプログラム中で一番きついと言われる時期もあと一ヶ月。そこを乗り切り、最低限の成績を納めることができれば8月からコスタリカの University for Peace(UPeace)に行くことができるのですが、それすらも怪しい今日この頃です。

ちなみに、6月半ばにAPS10期生がコスタリカの国連大学を修了して、フィリピンに帰ってきました。残り半年、フィリピンでのプログラムを経て晴れて修了となります。そんな先輩達と直接交流していろいろ情報交換ができるのはAPSプログラムならではです。

2017年6月17日土曜日

入学手続き for UPEACE 〜アポスティーユ申請〜

5月末にフィリピンでの中級英語クラスが終了し、6月から始まる上級英語クラスまでのつかの間の休みに一時帰国中。日本でリフレッシュしつつ、8月よりコスタリカに行く上で犯罪証明書と戸籍謄本のアポスティーユ申請を行う必要がある為、その手続きを行っています。この手続きに関して、UPeace からの指示書を読むといろいろと不明な点が多いので備忘録として書き残しておこうと思います。

まず始めに、アポスティーユ(Apostille)とは、「『外国公文書の認証を不要とする条約』(ハーグ条約)が定めているもので、駐日領事による認証に代わり公文書に外務省、公証人役場等が実施する付箋による証明のこと。」(Wikipedia)。要するに、日本で発行した文書がコスタリカでも使える公的な文書として証明することを外務省や公証役場がやってくれるということです。

このアポスティーユ証明を犯罪証明書と戸籍謄本(+英訳文)に行った上でコスタリカにある UPeace に書類を郵送する必要があるのですが、まず問題となったのが UPeace の指示書に書かれていた書類の提出時期。「4月以降に手続きをして6月までに提出して下さい。」と書かれているのですが、当然のことながら自分を含め中級英語クラスから参加する人は、一足早くフィリピン入りするので日本での手続きが難しい。

APSプログラムのスケジュール上、この問題は毎年ある様なのですが、過去には早めに提出が可能な年もあり、3月にフィリピン入りする前に手続きと提出を済ませた人もいる様です。また在フィリピン日本大使館で犯罪経歴証明書や戸籍謄本の発行、アポスティーユ申請ができないか同期が精力的に調べてくれていたのですが、結果としてアポスティーユ申請は日本でなければできないそうです。

犯罪経歴証明書は日本大使館と現地の警察署に行けば発行可能で、戸籍謄本は原本があれば英訳文の発行や自分で書いた英訳文の公証も日本大使館にて可能です。しかしながらフィリピン国内で公証したものが日本でアポスティーユ申請する際に有効なのかが不明。【追記】英訳文はアポスティーユしなくても大丈夫なようです。なのでフィリピン在日本大使館で発行、もしくは公証した戸籍謄本の英訳を添付すればOK。

またコスタリカのAPSオフィスが提出締め切りを6月から7月に伸ばしてくれたので、自分は中級英語クラス終了後(5月末)の一週間程の休みを利用して一時帰国し、日本で一気に済ませてしまうことにしました。【追記】結局、書類不備でフィリピンで再度手続きしました。

以下、日本及びフィリピンでの手続きの流れです↓

2017年6月10日土曜日

Vol.22 "Rainy Season Started"


In June, the rainy season starts in the Philippines, which is totally different from Japan's. It makes me aware that I am in a tropical climate country.

First, the period of the rainy season is longer than Japan's. It usually lasts one months in June or July in Japan. However it lasts for around 5 months, from June to November in the Philippines. In addition, a lot of typhoons, which are more than Japan, come here.

Second, it rains more heavily than Japan's. Usually, it rains silently and continuously in Japan, but in the Philippines, squall, which is a sudden shower in the tropics, happens almost every day. Because of that people always carry their umbrellas anywhere they go out.

By the way, it's annoying that it's difficult to dry washing clothes because it's humid all the time.