2015年3月29日日曜日

学校巡回開始

@マリカ・ラニア女学校

日々教育局でこれからどうなるのだろうかと暇を持て余していた矢先に突然始まった学校巡回。ザルカ教育局からバスで約20分の郊外にある生徒数約1200人の女学校から環境教育の要請があり一週間ほど足を運んでいます。

この学校には環境クラブがあり、新聞やペットボトルなど廃材を利用したリサイクル工作が盛んなようで今回新しい工作のアイディアを求められたわけですが、自分自身それほどネタを持ち合わせていなかったので開始早々苦戦しています。ひとまず新聞紙を使ったリサイクル工作にチャレンジしているのですが、初めての授業ということもありなかなか難しいです。

主に女生徒約20人を対象にパートナーとなる先生2名と共に教えるのですが、まず語学力不足から説明などがうまくできなかったり、生徒たちはとても元気で積極的ですがそれ故にまとまらなかったり、それ故に時間がオーバーしたりといった状況です。自分の至らなさを痛感する日々で開始早々挫折気味ですが、これから2年間活動するわけでこんなところでつまずいている場合ではありません。なんとか気を取り直してがんばります。

2015年3月22日日曜日

ヨルダンの交通事情

@ムジャンマ・ラガダン

ヨルダンでの生活で欠かせないのがバス。市内線や市外線、長距離高速バスなど路線が充実しています。そんな日本でも馴染みのバスですがここヨルダンのシステムは日本のように時刻表があって時間が着たら発車するというものではなく、基本的にバスが乗客で一杯になったら出発します。その為、すぐ出発するのかまた何十分も待たなければいけないのか、時間帯や路線によってその都度違います。

その為、急いでいる時などは目的地への到着時間が読めないのが難点ですが、このアバウトなシステムにも慣れてきました。これからいろんな路線を利用してバス網を攻略したいです。ちなみにバス内では女性が乗車してきた際に座席が一杯だと男性が席を譲り、また女性の隣には極力男性は座らないように配慮するなど、レディーファーストが行届いているのには驚きました。

2015年3月18日水曜日

ヨルダンのゴミ事情

@ジャバル・ターリク

ヨルダンに来て約2ヶ月。環境隊員ということもあり、この国のゴミ事情について触れてみようと思います。日本では比較的ペットボトルやビン、缶といったものやゴミの分別回収が当たり前になっていますが、この国ではそうではありません。

基本的に生ゴミから金属まであらゆるゴミをひとまとめにして棄ててしまいます。町の所々に大きなコンテナがあり、そこに家庭から出たゴミを投棄していくわけですが、回収される前には写真のとおりゴミであふれています。それを清掃員(主にエジプト人)が掃除して回収する。ゴミ回収のシステムは日本のそれと同様ですが、このゴミはどこに行くのでしょうか?

聞くところによるとヨルダンのゴミ処理は基本にダンピング(埋め立て)だそうです。毎日毎日大量のあらゆるゴミが3R(Reduce/Reuse/Recycle)されることなくまとめて埋められている。これもこの国のやり方、文化だと言ってしまえばそれまでですが改善の必要性はありそうです。

2015年3月15日日曜日

教員向け環境ワークショップ

@ハシミーヤ女学校

3月7日(土)に自身の任地ザルカで環境教育ワークショップが開催されました。このワークショップは各地域の学校教員に向けて環境教育の知識やアイディアを紹介するもので、以前にジェラシュとサルトでも開催され、ここザルカでの開催が今年度の最終回になります。プレゼンなどは英語が得意な先輩隊員2人と通訳のナショナルスタッフがほとんど行い、自身はカメラマン。

ただひたすらワークショップの様子を写真に収めていました。まだまだ駆け出しでこれくらいのことしかできないのが残念で、任地のザルカ入ったものの何もできていない毎日で地域の状況もつかめていない状態です。何ははともあれ、あせらず地道に活動していきたいです。

2015年3月8日日曜日

アラブなピクニック

@サルト山間部

快晴で絶好の外出日和の金曜日にアウトドアアクティビティーに参加しました。場所はヨルダン北部の歴史的町並みが広がるサルト県はずれの山岳地域。山や川、オリーブの木々がある自然豊かな地域で開催されたのですが、当初ピクニックと聞いていたのですが、川の中を歩いたり、崖からロープで下ったりとアグレッシブなピクニックでした。参加者も予想以上にたくさんいて楽しい人ばかりでした。

それにしてもアラブ人はとても無邪気。川で濡れてもお構いなし、全力で楽しんでいる姿は見ていて気持ちが良かったです。ちなみに写真を撮るのがとても好きなようでそこら中で撮っていました。半日を通して様々な人々と交流し充実した一日でした。また機会があれば参加したいです。