2018年3月17日土曜日

【APS番外編】同期に会いにコスタリカへ

@国連平和大学(University for Peace

APS (Asia Peacebuilders Scholarship) プログラムを離れて半年経った2018年3月、コスタリカの国連平和大学で勉強している同期(APS11期生)に会いにはるばるコスタリカまで行ってきました。

結局行けずじまいだった大学院やコスタリカがどういった所なのか。どんな国籍の人たちがどの様なことを学んでいるのか。そこで同期たちは元気にやっているのか。いろいろ気になることを抱えつつ訪れてみましたが、結論から言うととても良い環境でした。

国立公園の中に大学院があるので、周りは見渡す限り森が広がり、静かでマイナスイオンが溢れ、とてもリラックスできる環境。大学院自体はとても小さいですが、そこにアジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ、アメリカ、中南米などから様々なバックグラウンドを持った学生がいて国際色豊か。ハンモックに揺られながら勉強したり、食堂で友人とおしゃべりしたり、芝生で寝転がってうたた寝したりと皆思い思いに過ごしていました。

大学院を離れ、学生が暮らしているエリアに行くと、そこは緑豊かな閑静な住宅街でゆったりと時間が流れていました。レストランや商店の人々は陽気で気さくでさすがラテン。アメリカのリタイアした人たちがコスタリカに永住すると言う話を聞いたことがありますが、確かにそうするのも頷ける、そんな場所でした。

そこで久しぶりに同期たちにあったのですが、学業は大変な部分もありますが比較的余裕があり、学生のバックグラウンドも多彩なため考え方も様々で学びも多いそうです。インターセッションには中南米を旅行するなど、皆思い思いにコスタリカ生活を満喫している様でした。そんな姿を見て自分がここに来なかったことを少し恨めしく思ってしまったのが正直な所です。

途中でプログラムを離脱してしまったのにも関わらず、コスタリカ滞在中は家に泊めてくれたり、料理を振舞ってくれたり、パーティーを企画してくれたりとすばらしいホスピタリティーでもてなしてくれた同期には感謝しています。彼らのここでの学生生活もあと3ヶ月、その後再びフィリピンへ戻り卒業プロジェクトに取り組みます。

このプログラムを通して学ぶ平和構築、それ以上に同じ志を持った様々な国の人たちと繋がりを持つことができるのが国連平和大学で学ぶことの醍醐味なのだろうと思います。自分もまたいつかチャンスに巡り合ったらここで学んでみたい。そんな気持ちが芽生えた滞在でした。