2016年12月28日水曜日

ボランティア活動報告書5号

長いと思っていた2年の任期もいつの間にやら終盤に。11月からのラスト2ヶ月間は各種ワークショップの企画・実施、また任地での週2回の学校巡回にと、最後の最後で今だかつて無い忙しさでした。帰国の準備や挨拶もしないといけない中、なんとか全ての活動をやり切り、残すは任期中に書くボランティア報告書の最終5号を残すのみ。自分のこの2年間の活動の総まとめです。

2016年12月18日日曜日

Hiroshima Nagasaki Peace Exhibition

@日本語学習クラス

任期も残り一ヶ月を切りラストスパート中、8月6日に隊員向けに実施した「広島長崎原爆展」に引き続き、12月17日にヨルダンの日本語学習者を対象に再び同様の展示会を実施しました。

以前から現地の人を対象にしたものも行ないたいと思っていて、日本語教育ボランティアの協力もあり、ようやく実現することができました。その際に、2人の日本語学習者が企画段階から運営まで積極的に関わってくれ、当日の展示の案内やワークショップの通訳にと活躍してくれました。

また展示会の一週間前には、広島平和記念資料館が推進している「ウェブ会議システムによる被爆体験証言」を活用して、その2人にスカイプで直接、広島の被爆者の方の話を聞き、質問してもらう機会を持つこともでき、広島や長崎について知識や意識を深めてもらうことができました。

実際のところ、展示会の内容が日本文化紹介と絡めないで、広島長崎の原爆という部分に特化していたこともあった為か、当日の参加者はやや少なめでした。しかしながら、それ故に参加してくれた人達は、本当に興味があって来てくれている人ばかりで、熱心に展示を見たり、色々と質問をしてくれました。

そういった人達に広島や長崎についてより深く知ってもらい、平和や戦争について考える機会を持ってもらえたという点ではやったかいがありましたが、その反面、周辺諸国が戦争状態にあり日ごろからニュースなどを通して悲惨な現状を目にしているだろう人達に対して、この展示会をやるべきだったのだろうかという疑問、結局は日本人のエゴだったのではないかという疑念が少し残ったのが正直なところです。

以下、内容の詳細です。