TOEFLテストの為の英語学習を約半年行なってきて、語学習得の土台となる基礎が不完全であることに気づき、基礎からもう一度やり直すことを決心。そこで取り組んでいるのが、ケンブリッジ大学出版の英文法書「English Grammar in Use」。非英語圏でよく使用され評価が高い文法書です。
Essential(初級)、Intermediate(中級)、Advanced(上級)の3種類ありますが、その中でも今自分も使っている中級が文法を幅広く網羅しており、内容も充実しているので一番使い勝手が良いそうです。独学で使うのであれば練習問題の解答とCD-ROMが付随しているバージョンのものがお勧めです。中身は全体が145項目に分かれており、各見開きページ左が文法解説、右が練習問題となっています。
内容は全て英語で書かれているので、英語で英文法を学ぶ感じになるのですが、中学生レベルの簡単な英語で書かれているので、理解するのに苦労もストレスもなく読み進められます。とにかく文法解説よりも例文や練習問題が非常に豊富なので、それらを通して感覚的に文法の使い分けや微妙なニュアンスの違いなどをつかみやすいかと思います。
調べたところによる、この文法書の効果的な使い方は以下になります。
※シャドーイングを加えると発音練習にもなるのでより効果的
- 見開き左の文法解説
まずは解説や例文を読み込んで文法を十分理解する。この時、自分にとって重要な項目や難しいと思った箇所に印を付け、効果的に復習ができるようにしておく。 - 見開き右の練習問題
練習問題を解き文法知識が定着していないところを洗い出す。間違った箇所はページ左の解説を再確認する。(繰り返し行う為、テキストに直接答えを書き込まない) - 繰り返し
ページ右の練習問題を文法知識が定着するまで繰り返す。 - 知識レベル→活用レベル
ここからが重要。知識として留まっている文法をすぐ引き出して使えるレベルになるまで消化させる為にテキストのシャドーイングや英作文をひたすら行なう。
以上を約半年かけて地道に行なうことで、英語力をアカデミックなレベルまで引き上げる為の土台を構築したいと思います。結局、何事にも言えることですが基本が最も大切。そうでありながら疎かになりがちな部分なのでこれを機に出直します。