例年より約一週間遅れの9月1日より新学期が始まりました。ちなみに日本ではこの時期は二学期ですが、ヨルダンでは一学期になります。教育局への通勤途中、久しぶりに制服姿の子ども達を目にします。子ども達も友達同士久しぶりに再会したのか学校前の通りなどでおしゃべりに夢中になっていました。そして久しぶりに教育局隣の学校から聞こえてくる朝礼での国歌。
これから自身の環境教育の活動も再開です。そしてこの学期が終わればヨルダン生活もちょうど折り返しの一年を迎えます。そういったことからこの学期が自分にとって正念場で後半の活動を左右します。それを踏まえた上で作成した今後の活動計画を紹介します。
【ボランティア活動目標】
ザルカ県における環境教育及び環境活動の底上げと定着。
【目標達成のための必要事項】
1、環境教育が活発で無い学校の活性化。
2、既に環境教育を実施している学校のレベルアップ。
3、教員や地域住民などの環境教育に対する理解と意識の向上。
2、既に環境教育を実施している学校のレベルアップ。
3、教員や地域住民などの環境教育に対する理解と意識の向上。
【活動内容】
2、①各学校からニーズの高いリサイクル工作中心の授業から脱却し、リユース・リデュースに重点を置いた授業へシフト。 ②環境教育教材の作成と配布。
3、①教員及び地域住民も巻き込んだ環境イベントの実施。 ②地域NGOと連携した環境教育活動。
【活動の到達点(指標)】
2、①各校の教員が自主的にリユースやリデュースに重点を置いた授業を定期的に実施する。 ②環境教育授業案やアイディア集の全校配布。
3、①環境イベントを実施することで教員や地域住民の環境意識が高まり、学校及び家庭におけるゴミの排出量やポイ捨ての量が半減する(定期巡回校をモニタリングして削減量を調査)。 ②教員向け環境ワークショップの実施することで教員の知識や意識レベルが向上し、教室で行う授業のみならずリサイクル工場やゴミ処理施設の見学といった課外活動が加わる。
【活動スケジュール】
2、①2015年9月~2016年12月 ②2016年9月~12月
3、①2015年(10月、12月)、2016年(3月、5月、10月、12月) ②2016年9月