2015年10月7日水曜日

久々の学校巡回

@アル・マワーケブ女子校

新学期になっても学校巡回を始めることができずにいた今日この頃。活動課の部長とカウンターパートの計らいで、ようやく新学期初の学校巡回をしてきました。お邪魔した学校はアル・マワーケブ女子校。実はこの学校、自身の所属であるザルカ教育局の管轄外の学校で本当は巡回できないところなのですが、こっそり2日間だけ行かせてくれました。その2つ日間で下級生から上級生まで7クラス(1クラス20~30人)にひとこま40分の授業を行ないました。



①日本紹介
パワーポイントを使って日本の場所や人口など基本情報を紹介し、出身地である香川県の自然や食、文化などについての写真を交えて紹介。最後に日本でよくあるリサイクルボックスを見せて説明し環境教育への導入としました。

②分解年数クイズ
新聞や空き缶、瓶などが自然になくなるのにどれくらいの期間必要かについてのクイズ。飽きてしまわないように少なめの4~5問程度に設定。どの生徒も積極的に手を上げて発言してくれるので、うまく参加型で実施できたと思います。

③動画視聴
以前、環境隊員と写真隊員で協力して作成したアル・ガバーウィー最終処分場の動画教材を視聴。字幕つきで自分たちが捨てたゴミが最終的にどの様に処理されるかを見てもらいました。クラスにもよりますが概ね皆静かに集中して見てくれていました。

④グループワーク
2~3グループに分かれてもらい、用意した大きな模造紙にゴミ問題に対してやその為に自分たちができることなどについて意見を書いてもらい。後で生徒や教員たちの目に触れられるように校長先生に学内での掲示をお願いしました。



授業を久しぶりに実施してみてやはり語学力不足を強く感じました。うまく説明しきれない、話が聞き取りきれない、書いてい内容を理解しきれないなどそう簡単にはいきません。同席してくれた先生の助けがあってこそ授業を行なうことができました。授業を実施するうえで自身の語学力をいかに教材などで補うか、いかに先生とうまく協力するかが当然のことながら重要だと再確認しました。

そしてなにより、今までいろいろ頭の中であれこれ考えて授業案を練ってきましたが、やはり実際に考えたことをやってみないと相手からの反応も分からないし、改善すべき点も見えてこない。そんなことを改めて思う2日間でした。それにしても予定は未定、どんなに活動計画を練ったところで予定通りうまくは運ばないものです。